パフォームガード専用樹脂モルタル
基礎断熱材の表面にはクラック防止と防蟻断熱材の保護を兼ねた推奨品のPGモルタルセットをご利用ください。
モルタル | 商品名:PGモルタル 荷姿:25kg/袋 塗付面積:約2㎡(下塗り4mm+仕上げ4mm=総塗付厚8mm) |
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専用プライマー | 商品名:アロックシーラーバインダー 荷姿:18kg入り缶・2kg入り袋 塗布量:200g/㎡(2倍希釈状態) |
専用ネット | 商品名:PGネット(耐アルカリ性ガラスネット) 荷姿:幅1000mm 長さ50m(1本/50m単位の販売) :幅 500mm 長さ50m(1本/50m単位の販売) |
施工方法
(1)下地処理 | パフォームガード表面の泥汚れ等を清掃してください。 パフォームガード面に2倍に希釈したアロックシーラーバインダーを200g/㎡塗布し、乾燥養生してください。 (夏季:約1時間、冬季:約2時間) |
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(2)PGモルタルの混練り | PGモルタル1袋に水4ℓ前後を加えてモルタルミキサーで3分以上練ってください。 水は全水量を一度にいれるのではなく、約8割程度の水を入れて固練りし、徐々に残りの水を加えながら固さ調整を行ってください。 (注意事項) PGモルタルの混練りには、必ずモルタルミキサーを使用してください。ハンドミキサーでの混練りはモルタルに空気を巻き込む為、強度低下となります。 混練り時間は必ず3分以上としてください。混練り時間が短いと、粘りが出ず必要以上の加水の原因となります。 他の材料の混入は絶対に行わないでください。 |
(3)塗付け及び専用ネットの埋め込み | パフォームガード継ぎ手部分の隙間にPGモルタルをよく詰め込みます。 PGモルタルをパフォームガード面に塗付けます(下塗り)。塗り厚は3~4mm程度とし、鏝圧をかけて塗り付けてください。 塗付け完了後、すぐに専用ネットを埋め込みます。埋め込む際、ネットの浮きのないよう平滑に埋め込み、充分PGモルタル内に入り込むようにしてください。 上塗り完了後、下塗りの締まり具合を見計らって、金鏝仕上げ、刷毛引き仕上げを行います。 |
施工上の注意事項
PGモルタルは既調合品ですので、他の材料は絶対に混入しないでください。
PGモルタルは粉末接着剤を混入しているため、練り置きはしないでください。(練り上げてから30分以内に使用する)
硬化し始めた材料を練り戻して使用しないでください。
5℃以下での施工は行わないでください。
冬季施工完了後、凍害の恐れのある場合は養生を行ってください。
直射、通風による硬化不良を防ぐため、施工中、施工後には防塵ネットなどを設置してください。
施工後、雨水等がかからないよう養生してください。
安全上の注意事項
PGモルタルは、セメント同様アルカリ性を示します。眼、皮膚、衣類に触れないように防護具(ゴム手袋、防護メガネ、マスク等)を着用してください。
誤って目に入った場合は直ちに清浄な水で十分に洗浄し必要に応じ専門医の治療を受けてください。
皮膚に付着すると皮膚荒れを起こすことがありますので直ちに水洗いしてください。
作業後は手洗い、うがいをしてください。
現品にアスベストは含まれておりません。
PGモルタル10年品質保証
期間 | 施工から10年間 |
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対象 | AFM社防蟻断熱材(パフォームガード)が施工されている基礎、地下室内外壁、要壁の上に施工されたPGシステム 1. 一般環境条件下において幅0.4mm以上のひび割れ 2. 剥離・脱落 |
内容 | (1) 代替商品の無償提供 (2) 再施工もしくはその工事費の負担(代替商品の無償提供および工事費用の負担) (3) その他最も適当と認められる方法での補修 (4) 施工された住宅の購入者に対する保証の要が発生した場合における賠償金の負担 |
詳細についてはお問い合わせください。
施工ポイント
下塗り後、ネット埋め込み(上段)
下塗り後、ネット埋め込み(下段)
ネット埋め込み後、平滑になるよう押える
上塗り