断熱パネルは断熱・気密施工が簡単・確実にできる
気密工事がしっかり施工されていないと5年先・10年先に本来の気密・断熱性能が年々低下してきます。
断熱施工と気密施工はセットの流れで施工。
いくら良い性能の断熱材で施工しても、断熱材の取り合い気密施工、役物部分の断熱材・気密施工の納まり部分
躯体部材とのテーピング処理が不十分の場合、結露の原因になる。
断熱パネルでの施工は細かい部材の納まりがなく簡単に断熱・気密施工が完了できる。
断熱パネルを使って高断熱仕様の納まり
断熱パネル仕様の小屋裏部分は母屋束など小屋裏部材が少なく、空間が多く断熱材施工がし易い。
断熱パネルで確実な気密施工、断熱パネルの小屋裏面に断熱材を増し張り施工して、高断熱仕様を確保する。
RコントロールSIPsパネルとは?
構造部材認定:国土交通省国住指第3975号MWTP-9008
建築材料の適用範囲:構造耐力上主要な部分(屋根、床および壁)の部材として使用。(湿潤状態となる恐れのある部分には使用不可)
AFM社開発の防蟻断熱材を芯材として両面に構造用面材OSBをプレス接着した大型の構造用断熱パネルです。 両面のOSBなど全ての部材を人畜無害の防蟻・防腐剤で処理、シロアリや腐朽菌に対して安全です。アメリカ・カナダ・西欧だけでなく日本でも20年を越えて親しまれ、日本国内にて生産しています。
建築基準法施行令 第49条
2 構造耐力上主要な部分である柱、筋かい及び土台のうち、地面から1m以内の部分には、有効な防腐措置を講ずるとともに、必要に応じて、しろありその他の虫による害を防ぐための措置を講じなければならない
省エネ・快適・安全
高性能断熱パネルパネル強度・断熱性能が劣化しない
木下地・断熱・気密施工が簡単(短時間に一度に完了)施工のバラ付けがなく、屋根構造強度がUP
小屋組み部材の簡略化・小屋空間利用を100%
利用価値のあるRコントロールSIPsパネル(防蟻断熱パネル)
世界各地で活躍しているR-Control SIPs Panelは建築家が創造する大空間、工事業者が求める合理性と高性能に貢献し、様々な建築物に威力を発揮します。また、工場や家畜関係の建物にも対応する仕様も揃えています。
床 | 壁 | 屋根 | バルコニー | |
---|---|---|---|---|
SIPs工法 | ○ | ○ | ○ | ○ |
在来軸組工法 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ログハウス | ○ | - | ○ | ○ |
鉄骨造 | ○ | △ | ○ | ○ |
RC造 | △ | △ | △ | △ |
○:構造材として使用 △:断熱パネルとして使用
驚異の構造強度
パネルの構造強度は壁倍率が5倍。
垂直荷重支持力:長期 2.5t/m (24.5KN/m)
垂直荷重支持力:短期 5.0t/m (49.0KN/m)
短期せん断力:710kg/m (7.0KN/m)
RコントロールSIPsパネルを屋根パネルとして使用した場合
防火認定部材
耐火性能も安心、RコントロールSIPsパネルは準耐火構造に認定されています。
防蟻断熱材(EPS)は万一の火災においても有毒ガスのシアン系ガスは発生しません。
45分耐火 国土交通省 国住指 第3996号
30分耐火 国土交通省 国住指 第3997号
※準耐火構造は石膏ボードと併用仕様
屋根水平スパン5m以上
RコントロールSIPsパネルは屋根水平スパン5m以上(6インチパネル)とばすことのできる強度があります。
長持ち住宅
RコントロールSIPsパネルは人やペットに無害な無機質の物質(ホウ酸塩)を均一に含有させる防蟻・防腐処理技術を開発した世界で唯一の特許製品です。その効果は半永久的で耐久性に優れ、住む人や大切な財産を守ります。
防蟻していない他社製品
防蟻断熱材(EPS)パフォームガード
住空間プラス25%UP
一般住宅総二階建ての場合は建物体積利用率が約70%ですが、屋根パネルにRコントロールSIPsパネルを使用すると建物体積利用率を約88%位活用できます。
小屋裏のデッドスペースを最大限活用し、小屋裏部屋・吹き抜け・ロフトなどプラスUPの居住空間利用ができます。
小屋裏部屋
ロフト利用
吹き抜け勾配天井
永遠の断熱・遮熱性能
断熱性能値を長期にわたり100%発揮します。現場施工の充填工法では施工不良・部材の劣化による断熱性能のバラツキがでます。RコントロールSIPsパネルは夏季での断熱性能や冬期の断熱性能を最大限発揮し、住む人に快適な居住環境を提供します。
K値熱還流率(4インチパネル):約0.3Kcal/㎡h℃
住む人の健康・地球環境にやさしく
RコントロールSIPsパネル部材の防蟻処理は人体に無害で防蟻性能が半永久的で成分の自然分解がないため、土壌汚染、地球環境への害がありません。
OSBの生産にはアスペンなどの小径木が使用されています。成熟したオールドグロスへの依存度を減らし大切な資源、環境にやさしい製品です。
施工改革 & 工期短縮
建方工事完了と同時に構造・断熱・気密工事が完了します。
RコントロールSIPsパネルを屋根に使用した場合は小屋組部材の省略化、壁の場合は間柱・筋交、床は根太・大引き・土台火打ちなどが不要になり現場作業の大幅な効率化を図ることができます。